はやく60代になりたいと思う今日この頃。

「53歳からのセカンドライフ」あと2年で60歳。60歳になったらもう少し楽になるような気がしてます。

生命保険のはなし。

私は昔、保険会社のシステム開発の仕事を、
客先常駐で行っていました。


だから今でもなんとなく生命保険の知識が残ってるんです。


私は、たぶん
保険のおばちゃんになれるくらいの
基礎知識に近いものはもっていると思ってます。


だから
仕事がなくなったら保険のおばちゃんになればいい
と友人に云われます。


でも、営業は苦手だと思うので、
あまりやれる気はしません(^-^;



そんな私も生命保険の契約者のひとりだったりします。


だから、担当の営業員さんがいます。



私は、昨年末に
それまでは口振月払だった保険料の支払を
1年分前納に変えました。


生命保険の保険料は
振込用紙で振り込むときの保険料が基本の保険料(①)で
口座で引落しにすると少し割引された保険料(②)になります。
前納したら前納割引で口座振替よりもさらにお安い保険料(③)になります。


だから前納で支払うことにしたのですが、
前納期間途中の5月に急に思い立って、
私は、特約のひとつを解約したいと言い出したのです。


しばらくして営業担当さんから
特約解約の解約返戻金はありませんよ
と云われました。


はい、解約返戻金はないと思ってますけど
未経過保険料は戻ってきますよね?


営業担当さんは、
事務方とか本社とかに確認して、
前納期間が終わるまで解約は無理です
と云いました。


いやいや、前納途中の解約なら前納しなかったことにして
経過した分を割引なしの保険料(①)に替えて(ここがちょっと損するところです)
未経過分は払い戻しすればいいはず。
そして特約解約すればいいはず。


前納保険料は、顧客から預かった保険料なんです。
預かった保険料から、毎月毎月その月の保険料に充当するんです。


だからこれから先の月の保険料は
未経過分として払い戻しできるはずなんです。



そういう話を営業担当さんにしてみて、
もし戻らないとしたら、どうしてなのか理解したいので教えてください
などと、相手からしたらとてもめんどうくさいことを云いました(^-^;


営業担当さんと事務方さんは、
私の話を何度も聞いてくれて、何度も本社に確認してくれました。


そうして待つこと10日間。


ついに、連絡がきたのです。


結論からいうと、私の云う通り、
5月で特約解約できる
前納していた6月以降の特約の未経過保険料も戻ってくる
ということでした。


本社のどの部署に聞けばいいのか、たらいまわしになって
とても大変だったみたいです。


頑張って対応してくれた営業担当さんに何度もお礼を伝えました。


すると、
いえいえ、私たちこそ、ものすごく勉強になりました。
ありがとうございます。


と逆にお礼を言われてしまいました。



その後、営業担当さんからのメッセージでの連絡で、
「減額、特約解約をすすめていきます」
と云われました。


「減額」という言葉にひっかかりました。


減額ですか?
主契約は減額する予定はないのですけど、合ってますか?


すると、
「減額はありません、特約解約だけです」
と訂正のメッセージがきました。


その後、直接お会いしてタブレットにサインをしたのですが
タブレットのシステム上、「減額」と「特約解約」が同じメニューにありました。


「減額」って保険金額を減らすことなのですが
減額した部分は解約したことになるんです。
「減額」や「特約解約」はどちらも部分的に解約されるだけで契約自体は消滅しないので、
一括りのシステムになっているようです。
だから営業担当さんが処理するシステム名を云ってしまったようです。



営業担当の人って
保険の知識は持っていて
自社の商品の知識もあって
募集人の資格も持っているのでしょうが
組み合わせた事案などは経験がないとわからないのかもしれません。


担当の営業員さんも
前納途中でも解約できること、今後お客様に伝えられます
って云ってました。


営業員さんがなんでも知っているわけじゃない。


私もそんなに知っているわけではないので、
あれ?こうじゃなかったっけ?って程度なんだけど


最初に無理です、って云われたとき、
そのまま納得していたら損していましたね。


昔の知識が役に立ちました(*^▽^*)