はやく60代になりたいと思う今日この頃。

「53歳からのセカンドライフ」あと2年で60歳。60歳になったらもう少し楽になるような気がしてます。

財産分与のメモ。

いきなりですが、
離婚をすると、財産分与が発生します。


財産分与となるのは、以下の内容らしいです。


・預貯金
・不動産
・自動車
・保険(解約返戻金)
・私的年金
・金融資産(株など)
・退職金
 などなど?


私は
一人暮らしですが、既婚者です。
でも、3年後にちゃんと離婚しようと思っています。


そこで問題になるのが財産分与です。


私が頑張って貯めた貯金や退職金、マンション、車など
分与の対象になるのかと思うとちょっと憂鬱でした。


昨夜、偶然ネットでその答えを見つけたかもしれません。


Q.
離婚を前提に別居をしたのですが、別居後に取得した財産も財産分与の対象となりますか?


A.
原則としてなりません。
夫婦の経済的協力関係は原則的に別居によって終了すると考えられるからです。
婚姻期間中であっても、財産分与の対象は婚姻後別居時までに形成した財産となります。



財産分与となる婚姻期間は、同居期間なんですね。
私は支払う側ですが、
もらう側としては、
別居してしまうとその期間の相手の財産がもらえなくなるようなので
注意ですね。


別居しても、生活資金をもらっていたとしたら、、、
どうなるのでしょうね。


いろいろな状況で変わるのだと思うので、一概にはいえないけれど
私にとっては嬉しいアンサーです。



【貯金】
一人暮らしするまで、貯金はほとんどありませんでした。
むしろ、別居前の借金があったくらいです。


一人暮らしを始めて
老後にむけて貯金をしなければ、と心を入れ替えて
貯金をするように意識を変えました。


そこから貯金を始めたので、
別居後の貯金は財産分与の対象にならずにすむかもしれません。



【退職金】
退職金は、婚姻期間については分与しなければなりません。
でも同居期間とすると、もう少し短くなります。


前職の在職期間は20年。
別居したのが2017年で、退職したのが2021年。
だから、マイナス5年で、15年分、4分の3が対象になるかと思います。


退職勧奨により、退職金増し増し分がありました。
これについては、早期退職金と一般的に呼ばれているものと同じかと思います。


退職金がなぜ財産分与の対象になるのか、ということですが、
退職金というのは、「賃金の後払い」なんだそうです。
だから、婚姻関係(同居期間)のあった期間に対しては、分与の対象となるようです。


早期退職金ですが、
これは、ある弁護士の見解としては
「将来の賃金の支払」「退職後の生活保障のための給付」
なんだそうです。
だから、婚姻期間の労働の対価ではないので、「賃金の後払い」には当たらず
財産分与の対象にはならない、いう見解があります。



【マンション】
財産分与というのは、
夫婦が婚姻中に協力して形成した財産を清算する(分ける)ための手続だそうです。


「婚姻中に協力して形成した財産」以外の財産は、
財産分与の対象とならないそうです。


ということで、
今住んでいるマンションは、財産分与の対象とならなさそうです。


マンションの支払に、「婚姻中に協力して形成した財産」は使っていないので
大丈夫な可能性大ですね。



【車】
今の車も、別居後に買い替えています。
だから、財産分与の対象にはならないかもしれません。


でも、同居中に買った車を下取りにしているので
その分は微妙です。
私が支払っているのですけどねー。



【保険】
死んだらこどもたちに保険が支払われるので
解約返戻金については文句言わせません。


個人年金については、どうなんでしょうね。
はいらなかった夫が悪い気もします。。。



今ある資産は、全部別居後にできたものばかりです。
だから、そんなに持っていかれないのかも、とちょっと安心しました。



今、夫が住んでいる戸建てはペアローンで住宅ローンをまだ支払っていますが
家を売却しないで、夫にずっと住んでいてもらうことで
いろいろ相殺できないかなぁと思ってます。


このやり方は私のほうがかなり損をしてしまいますが、
今の生活を壊されたくないのと
まぁ、夫も夫で幸せでいて欲しいのとで、
損をしてでも守れればいいと思うのです。


夫も私も亡くなれば、子供たちのものになるのでいいのです。



だけど、別居してから金運が少し上がった気が?


まぁ、自分の給料を全部自分のためだけに使えたからでしょうけど。


自分のためだけに給料を使えるのなら
自分の意志だけでずっと簡単に貯金ができるんですね。



ネットで、
子供がいるから老後は安泰ね
という発言をみた友人が云ってました。


子供のいない人は
子供にお金をかけることがなかったのだから
その分、老後の貯金があって羨ましい、安泰ね。


どっちもどっちですね(^-^;


子供をひとり育てるのに、
1500万円かかるという話をきいたことがあります。


子供を1500万円かけて育てて子供がいてくれるのがいいのか
子供はなしで、1500万円を持っているのがいいのか。


人それぞれの人生の結果(通過点?)でしょうけど
お互い、今ないものをちょっとだけ羨んでしまうのですね。