はやく60代になりたいと思う今日この頃。

「53歳からのセカンドライフ」あと2年で60歳。60歳になったらもう少し楽になるような気がしてます。

終の棲家があって良かったと思った瞬間。

フリーランスになるとどうなるのかな?
って思っていろいろ調べてみると


サラリーマンに比べてフリーランスは
大きいローンが組みにくくなるとありました。


確かにそうだったな。
昔、ファミリーの家のローンを組むとき
自営でSEしてた夫ひとりではローンが組めなくて
結局ペアローンになってしまったもの。


車のローンもずっと私が組んでいたもの。


そんなことを改めて再認識したとき


ふと、あー私、マンション買っておいて良かったのかも、と思いました。


今の私にはもう住宅ローンなんて組めない。
たぶんこれからももう組めない。


あのときマンション買う決断をしていなかったら
私はマンションを持つことはできなかったかもしれない。


賃貸派と持ち家派。
どちらが良いかわからないけれど、
私は持ち家派。


前居で暮らした2年半の賃貸生活は、
仮の住まい感がなくなることはなくて、ずっと落ち着かない毎日でした。
使いづらいところも我慢しなければならず、
汚さないように傷つけないようにとより注意しなければならなくて。


結婚したばかりの頃は、賃貸でも全然平気だったのに。
50代になってからの賃貸生活は、若い頃のように順応できなくなってるのかな。


とにかく家に帰ったらホッとしたいと願ってました。
残りの人生を過ごす終の棲家が欲しいと願ってました。


だからいつか絶対中古マンションを購入しよう、と思って
ゼロから貯金を始めていたところで、今のマンションに出会えたのでした。


でもそんなふうに考える私が、
いまは仕事もなくなって
住むところも仮の住まいだったとしたら


もうマンションを買うという夢も叶えることもできなくなって
絶望しかなかったかもしれない。


いま私が
この不安定な気持ちを抱えても
生きていられるのは
自分の居場所があるからだと思いました。


決しておおげさではなく
この家だけが、自分を守ってくれる誰にも遠慮がいらない空間だから。


居場所があるってことだけで救われてる。


ほんと、あのときこのマンションに出会えて買うことができて良かったな。


ここは私の終の棲家。


住むところさえあれば、
あとは、生きていくためのお金を稼ぐことを
どうにかすればいいんだもんね。


父が亡くなったばかりのときだったのだけど
もしかしたら、父が導いてくれたのかもしれない。


そんな気がしてきました。