昨日と変わって、今日はよいお天気。

気持ちの良い空気のなか、洗濯物を干していると
世の中、何事もない穏やかな日常なのだと錯覚してしまいます。

今日も在宅勤務をしていますが、
テレビも音楽もすべて消して、静かにパソコンに向かっていると
やっぱり、いつもの日常のように錯覚してきます。

ふと、今の現状を思い出し、
世の中の騒ぎから取り残されているような気がして不安になり、
慌ててテレビをつけてみる、というようなことを繰り返しています。

テレビを消して、ひとり、静かな家のなかで過ごしていると、

家のなかだけが、安全な場所のように思えてきて
テレビで騒いでいるようなことが、遠い国の出来事みたいな感じがして
ここにいればなんの心配もいらないような気がして。

でも情報がまったく入らないのは不安になるので
テレビがついて良かったな、とあらためて思いました。

電気がとおっているので、灯りもつくし、
ガスもつくので、温かい料理もできるし、
水もでるからお風呂にもはいれるし。

家にいれば、普通に生活ができます。

今の引きこもり生活を、不安な思いを抱えながらであっても
違った視点でみたら、少しは気持ちが楽になるんじゃないか、と思います。

共働き夫婦が、ともに在宅勤務をしていて、
こんなにふたりだけで一緒にいるのは久しぶり、とテレビで云っていましたが、
であれば、せっかくだから、そういう時間を楽しめたら良いですよね。

家族みんながうちにいれば、お母さんは大変ですが、
家族元気でみんな揃って一緒にいられる幸せ、みたいなことを考えたら
少しはこの状況もいい方向に考えられるかもしれません。

家にいれば、とりあえず普通の暮らしができることは
本当にありがたいことですよね。

※まだまだシクラメン、元気です。

うばい合えば足らぬ、わけ合えばあまる　by 相田みつを