はやく60代になりたいと思う今日この頃。

「53歳からのセカンドライフ」あと2年で60歳。60歳になったらもう少し楽になるような気がしてます。

思いがけない話。


私、退職することになりました。


私、退職勧奨されてしまいました。
退職勧奨。
会社に退職を勧められたということです。


一昨年も水面下で肩たたきは行われていて
昨年も会社の業績は良くなかったので、あぶないかなとは思ってたけど
ついに対象に選ばれてしまいました。


昨年の残業で年収がかなり高かったので、引っ掛かったのかもしれません。
他の対象者も、勤続年数長くて、年収高くて、年齢高くて、な人が目立っていました。


でもみんな、仕事はできて、必要だと思う人ばかりです。
もちろん私もそうだと思ってました。


どういう基準かわかりませんが
新しくきた管理職が決めたので、リスト上の何かの数値で上から選んだのかもしれないし、
ほんとにいらないから選ばれたのかもしれません。


退職勧奨なので、拒否することもできるけど
拒否してみたところで仕方ないので、合意することにしました。


言われたのは、先々週の金曜日。
貯金の話やお金の話の記事を書く前です。


あまりの衝撃に、思考が止まってしまい、言葉にすることが出来ず、なにも書けません。
なので、記事にしようと思ってた貯金の話をしました。


退職を勧められてしまった自分としては、
昨年は貯金を頑張って本当に良かったと思いました。
いつ、何がどうなるかわからない。
何かあったときに一人暮らしの自分の支えとなるのは、やっぱりお金なんです。
だから記事をみて、自分も貯金しようって思ってくれたらいいな、と記事にしました。



退職金はもらえます。
だから、しばらくは生活できます。


でも、退職金というそこそこ多額のお金が貰えるとわかっていても
お金がなくなる感が半端ありません。


と言いながらも、ストレスでちょっと買い物しちゃってますが。


たとえ、どんなに多額のお金が手にはいったとしても、
仕事がなくなるということに不安しかありません。


仕事を持たない、働けないかもしれない、という不安。


日々、働く場所がなくなるかもしれないという恐怖。


それはお金があっても解消されない。


働かない自分の価値。
働かなかったら、自分は何のために生きているのか。


定期的な収入がなくなる恐怖と
自分が自分になれなくなる恐怖。


社会に関わって、社会の一員として生きられない恐怖。


もう、何が何だかわからない感じで
ただただ不安と恐怖しかありません。



先々週末、退職勧奨されて
先週は考える期間で、その間予定していた会議や作業をこなしていましたが、
かなり心身共にしんどかったです。


気がつくと、呼吸は荒いし、脈はドクドクして体が揺れるほどだし、
会議で発言するのに、なんかもう気持ちは乱れるし
それでも、私の持っている知識や意見を頑張って伝えました。


すぐにでも出社しなくなっても許されるはずなんですが
現場の人には罪はなく、私がいなくなっても会社はまわるとわかってはいても
しばらく現場が混乱するのは目に見えます。


私は私が思う、人としてこうありたい、という思いに従って
私が必要だと思う人には、自ら引継ぎやKTをきちんとやろうと思ってます。
自ら会議招集もしてあります。


それでも、そんなにはきっと頑張れないと思うのです。
体や心が、頑張りたい私の気持ちに協力してくれないと思うのです。
先週も頑張る気持ちに反して、そうだったもの。


だから、できる範囲でしかできないけど、
それでも必要と思うことは頑張って伝えようと思います。


今週はそんな罰ゲームのような1週間になりそうです。



10日たって、やっと記事にできました。
少しずつ、前に進めているのかもしれませんね。
頑張ります。