はやく60代になりたいと思う今日この頃。

「53歳からのセカンドライフ」あと2年で60歳。60歳になったらもう少し楽になるような気がしてます。

電子書籍のはなし。

私は、2014年から、電子書籍・楽天KOBOを利用するようになりました。


それまでは、電子書籍なんて、と思って、リアル本を買い続けていたのですが
あるとき、電子書籍なら、どれだけ買っても部屋に本が増えないんだ、ということに
考えが至りました。


だって、家にある本の量が半端じゃありません。
小説や漫画やムック本や雑誌が大量にあり、その置き場に本棚が増えていき、
しかも重くて、片付けるのも一苦労です。


しかも私は、数年に一度のサイクルで読み返したりするので、処分することもできずに
本を買うこともやめられないので、増える一方です。


でも、電子書籍なら、スマホひとつで、通勤時の読書も、鞄が重くならずにすみます。
数年に一度読みたい本は、電子書籍にして、リアル本は処分することにしました。
それでもどうしても手元に置いておきたい本だけはとってあります。
文字が小さければ大きくすることもできるので、老眼でも大丈夫そうです。


昔は、サービスにいろいろ不具合があったりして、使い勝手が良くなかったんですけど
今はいろいろ改良されて、スマホやタブレットで便利に使っています。


電子書籍は、最初、無料の漫画から、購入してみました。
1巻だけ無料とかの本が結構あります。
今、放送されている「テセウスの船」も原作が読みたいな、と思ってたら、
無料ありました!


また、楽天KOBOは、
定期的に、無料だったり割引されていたり、と安く購入できる時期があり
そういうときに欲しい本は、まとめて大人買いをしたりします。
子供の頃に読んでいた漫画や小説を電子書籍で見つけてしまうと、
懐かしくて読みたくなって、つい買ってしまいます。



いま、楽天ではスーパーSALEをやっていて、文藝春秋の一部の書籍が半額です。
何気に対象書籍をみていたら、なんと、永井路子さんの小説がありました。


永井路子さんの歴史小説が好きで、文庫本は大事に持っています。
昔の作品は、いまはネットでも買うことができないみたいなのですが
そういう書籍を偶然にも電子書籍でみつけることができます。


本は持っていますが、半額ということで、対象の7点すべてを購入しました。
通勤のとき、読もうと思い、楽しみです。



永井さんの小説は、歴史上の女性を扱うものも多く、とくに
「美貌の女帝」(元正天皇(氷高皇女))が大好きです。
「美貌の女帝」はハードカバーで見つけて購入して、
その後、文庫本、電子書籍と、購入し直すくらい、大好きです。


これらは、1990年くらいに購入しています。
30年たっていますが、大事にしていたので、とてもきれいな状態を保っています。



小説「美貌の女帝」の氷高皇女(ひだかのひめみこ)は、
里中満智子さんの漫画「天上の虹」でその存在を知りました。


漫画「天上の虹は」、
中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)の娘で、
大海人皇子(おおあまのみこ)の妻である、
鸕野讃良皇女(うののさららのひめみこ)(のちの持統天皇)のお話です。


中大兄皇子とは、あの「大化の改新」を行ったあの中大兄皇子です。


氷高皇女は、中大兄皇子のひ孫にあたります。
氷高皇女のお話は、里中満智子さんの漫画「長屋王残照記」のほうで
中心人物として描かれてますが、
生涯独身をとおした美貌の女帝ということで知られています。


漫画「天上の虹」のほかにも、
漫画「長屋王残照記」(長屋王)や漫画「女帝の手記」(孝謙天皇)が、
政治や人物が絡んだ内容となっていて、とても面白いのです。


漫画「天上の虹」の影響が大きく、私は飛鳥時代の歴史小説が好きです。


戦国時代とかは、そんなに好きではないのですが、
隠れキリシタンだった細川ガラシャのお話「朱なる十字架」や
信長の娘のおごうのお話「乱紋」とか、女性目線のお話は大好きです。


30年間大事にしている永井さんの文庫本。



本を増やしたくないのなら、図書館で借りたらいいのに、とも思います。
読みたくなったら借りたらいいし、お金をかけることもないですものね。


でも私は、たくさんの人が触ったであろう本を触るのは正直苦手です。
私は、そんなにきれい好きではないのですが、
昔から電車のつり革や手すりなどを触るのが、苦手です。


中学生の頃は、図書室の常連で、
毎日1冊かりて翌日返してまた借りる、を繰り返していたくらいでしたが
いまはそれができません。


古い本の匂いとか、好きだったのですが
いまは、古ければ古いほど、触りたくありません。


なので、新書を買うか、電子書籍を買うしか選択肢はありません。


そんな私なので、
電子書籍は、今の私のとっては、ほんと便利でありがたいものです。


でも、ときどき、昔のように、本屋さんで
棚の端から端までをすべてみて、面白そうな本を探していた頃が
懐かしく思うこともあります。


文藝春秋の半額の対象書籍、とりあえず欲しいと思った本をポチポチしてたら、
まだみている途中なのに、定価で2万円を超えていました(/・ω・)/
さすが文藝春秋です。
読んでみたかった本、昔読んだ本など、欲しい本がいくらでもあります。
でも、半額で1万円でも、ちょっと買い過ぎなので、減らさなきゃ。(´・ω・`)


電子書籍の怖いところは、買っても荷物が増えないので、
いくらでも買えてしまうところでしょうか。。。(^^;