はやく60代になりたいと思う今日この頃。

「53歳からのセカンドライフ」あと2年で60歳。60歳になったらもう少し楽になるような気がしてます。

怒涛の半年間でした。

今週末は
お出かけ予定もなく、業者さんがくる予定もなく
久しぶりに心置きなく家に引きこもれる週末です。
(あ、宅急便のお兄さんはくるかも)


まだ片付けがあるので、のんびりとまではいかなくても
いえ、やっぱりだらだらと片付けしたり、テレビみたり、と
まったり過ごすんだと思います(∗˘ᴗ˘∗)*.。


カレンダーを確認したら
7月に父が亡くなったときから
今までずっと週末何らかの予定がはいってました。


2019年の後半は、
父の死、病気、マンション購入&引っ越しと、
一気に私の人生を180度変えてしまうような怒涛の半年間でした。


7月あたまに、父が亡くなり、四十九日が終わったとおもったら、
8月末に、糖尿病を発症してしまいました。
かかりつけの内科でHbA1cが13.6、血糖が247ということで、
総合病院で再検査をしたらHbA1cが12.8、血糖304でした。


HbA1cの正常範囲は、4.6~6.2
血糖の正常範囲は、70~110


あまりにも数値が急激に高くなっていたので、
すい臓ガンの検査と網膜の検査を受けて、結果は問題はなく、
その後、栄養指導を受けました。


私、高血圧と肥満もある、不健康な体なんですが
ずっと主治医には体重を落としなさい、と言われ続けても
わかってはいるけど、そんな簡単にいかないよ~と
そのまま肥満体を抱えていました。


でも、糖尿病を発症し、数値がかなり恐ろしいことになっていて、
さすがに身がすくみました。


糖尿病を語るとき、「しめじ」という言葉があります。
「し」神経
「め」目
「じ」腎臓


糖尿病は、「し」→「め」→「じ」の順に、合併症がでてくるそうです。


足の指が壊疽でなくなったり、目が見えなくなったり、透析をすることは、怖いです。
そうなってしまってもおかしくないような数値だったので
私はその日から、食事を徹底的に変えました。


・朝昼晩と3食きちんと食べること。(朝は食べないことが多かったです)
・毎食、キャベツの千切りを大きめのサラダボール1杯食べてから、たんぱく質を80g、ご飯等の炭水化物を少々。
・スナック菓子は食べない、ジュース、〇〇ウォーター系は飲まない。
・お腹が空いたら、おやつとして、バナナ1本


手のひらを返したように徹底する私をみて、友人が、極端すぎる、と笑ってましたが
私は笑っている場合ではなかったです。


今思うと、糖尿病の兆候は、体重減少とのどの渇きと頻尿でした。


暑がりの私は、結構な量の冷たいお茶や〇〇ウォーターを飲んでました。
1日2Lくらい飲んでいたかもしれません。
そのため、頻尿になるのは仕方ないんだと思ってました。


また、5月くらいから理由もわからず体重が減ってました。
15年前にも、やっぱり理由もわからないまま体重が10kg減ったことがあって
そのときはガンでも糖尿病でもなかったので、
またそれかな?と単純に喜んでいましたが、今回は糖尿病が原因だったんですね。
糖尿病を告げられた8月末には7kgも減っていました。


そうして食事を変えて
3週間後の検査では、HbA1cが10.7、血糖は111になりました。
HbA1cは直近3カ月くらいの平均値になるので、そんなには下がりませんが、
それでも褒められるくらいには下がったみたいです。


そしてさらに1か月半後、HbA1cは7.3、血糖は104(正常値)まで下がりました。
薬も飲んでいるので、下がるのは当然かもしれませんが、ほんと頑張りました。
体重はさらに5kg減らしました。


でも、それよりももっと驚いたのは、
肥満体には当然の結果である中性脂肪と悪玉コレステロールのHマークが
検査結果から消えたことです。
Hマークは正常範囲を超えているという意味です。


それまで、病院や会社の血液検査結果にHマークがあっても、見慣れてしまって
そのことに鈍感になっていました。


それが、食生活を変えて、体重を減らしたら、正常値になったのです。
当たり前のことかもしれませんが、その当たり前ができなかったし、
その当たり前がわかりませんでした。


こんなに簡単に体重が落とせるんだってことにも驚きでした。
私がやっている食事療法は、いわゆる糖質制限ダイエットと同じです。
いま、糖質制限ダイエットが流行っているので、本がたくさん出ていて参考になります。


現在、さらに2kg減り、BMIも25.0までになりました。
5月から計14kg減ったことになります。
友人から、
私の後姿が一回り小さくなって、もう普通サイズにしか見えないよ、と言われました。



一生治らないという病気になってしまいました。
美味しいものを自由に食べられない病気になってしまいました。


父は高血圧、母は糖尿病をもっており、遺伝もあるかもしれないけれど
私の病気は、私の食生活、健康管理がいい加減だったことが原因です。


今回、糖尿病を発症したことにより、
自分の健康というものをあらためて考える機会をもらいました。
あまりにも無頓着で無知過ぎました。
発症してしまったのだから、遅すぎるのかもしれないけれど、
今だから、気づいて良かった、という考え方もできます。


子供たちに迷惑をかけないためにも
自分の健康に気を付けていきたいと、今はしみじみと思ってます。


すいぶん長くなってしまいましたが、
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。(*'ω'*)