はやく60代になりたいと思う今日この頃。

「53歳からのセカンドライフ」あと2年で60歳。60歳になったらもう少し楽になるような気がしてます。

復活した元同僚と、助けてくれる元同僚たち。

今週、嬉しいことがありました。


古巣の元同僚が
長いお休みから復職していたのです。


かれこれ3年くらいお休みしてたような。。。


休んだ当初、理由は公表はされていませんでしたが、
おそらく鬱病です。


古巣だけに限らないかと思いますが、
部署ごとのヘッドカウントがあって、休職する人がいると、
そのヘッドカウントは確保されたまま代わりの人がはいってこないので、
その人の仕事はまわりの残った人が肩代わりすることになります。


古巣は、パートやアルバイトを雇うことはないのです。


だから、育休や病休などの場合、
どうしても職場の同僚に迷惑をかけてしまうことになります。


彼の場合、
とても仕事ができる人で
人にも好かれていたので
みんなが心配して戻ってくるのを待っていました。


そして上司がしっかりと彼の戻る場所を守っていました。



そんな彼の話を、別の元同僚とチャットで良かったね~と話していたとき
もうひとりの休職中の女性の話がでてきました。



その彼女もやっぱり鬱病でお休みしているらしいのですが


その彼女は異動で配属された部署に不満があったらしくてやりたくない
という感じでそのままお休みになったようです。


でも、休んでいる間のFacebookにしょっちゅう
気分転換で温泉にいってきました、とか
こんなもの食べた、とか
こんなもの買った、とか
こんなとこ行ってきた、とか
なんだか楽しそうな話が多く書かれていたみたいで
彼女と同じチームで彼女の仕事を割り当てられている元同僚は微妙な感じのようでした。


気分転換、静養だって云われてしまえば
なにもいえないよねって云ってました。
何か言って、そのせいでまた鬱が悪化したなんて言われたら
こちらが悪者になっちゃうよね、とも云ってました。


鬱って、外に出られなくなるくらいとても辛いものなのかと思ってましたが
そうでもなく、自由に外出できて、いろいろ楽しむこともできる人もいるのですね。
鬱病といっても、ピンキリなんだって知りました。


コロナ禍で、お得なプランなどがあるらしく
そういうものを利用しているから安く行けるんだよ、という話だそうですが
安く行けても、金券がもらえても、手元のお金は確実に減ります。


仕事休んでいるのになんで?と思いましたが、


会社員の場合、病気などで休職すると、
傷病手当金が1年半くらいの間、給料の3分の2くらいもらえるそうで
基本、働かなくてもお金に困ることのないその彼女は、
傷病手当金がもらえる間はもらおうとしている
と、どこから聞いたのかわからないけど、そういう話でした。


そこは本当かどうかわかりませんが、
彼女ならそう考えてもおかしくないかも、とちょっと思ってしまいました。


彼女のFacebookを見ましたが、本当にいつも楽しそうに見える。
そこには辛いことは書かずに頑張っているのかもしれないけど
Facebookだけをみていると、とても羨ましいような気になります。


私は仕事も見つかって報酬もいただけてるけど
気持はずっと沈んでいて、どこかに遊びにいったりしようなんて思えません。


友人が連れ出してくれるから美味しいものを食べたり遊んだりしているけど
友人が忙しかったときは、1か月、ごみ出しと食料調達のためにしか
外に出ませんでした。


そんな内に深くこもっている自分からしたら、
自分より恵まれているように映ってしまう。


病で辛い思いをしているなかで、
なんとか気分転換をしているのかもしれませんが


彼女と同じチームの人からの不満を聞いていると
やっぱり普段から誠実にみんなと対応しておくべきなんだなぁ、と考えさせられました。



休んでも、
待っていてもらえる人と
待っていてもらえない人。


仕事はボランティアではないので
助けてあげたいと思える人なら喜んで助けてあげるけど
そうでもない人に自分の時間を削ってまで助けてあげることは
あまりしようとは思いません。
最後には仕方ないなぁと結局は助けてあげることにはなってはしまうのだけど。



いま、古巣で仕事をしていて
元同僚たちにチャットでいろいろ聞いたり、資料を連携してもらったり
お世話になっています。


在籍中、助けたり助けられたりの関係だった同僚たちは
ベンダーとなった私にもそれほど変わらずに情報連携してくれます。


ありがたいな。
ありがたい、という言葉しかでてこない。


だから私は
彼らの仕事に関わることがあれば、全力で対応して
恩返しをしようと思います。


そうしたら、また助けてくれて
そうしたら、また良い仕事をしてかえしてあげる。


古巣を去っても、そんな関係が続くと嬉しいなぁ。