50代になってから、
いくつもの人生の大きな決断がありすぎて、
ほんと目まぐるしいです。

自己紹介でも書いていますが
2017年、51歳で、はじめての一人暮らし。
2019年、53歳で、中古マンションを購入。
2021年、55歳で、退職勧奨されて退職。

そしてフリーランスになりました。

2022年、56歳。
フリーランスとしての生活もやっと馴染んできて
55歳の定年だったんだな、って社員じゃなくなったことも受け入れて
この先は、ゆっくりと生きていくはずでした。

2023年、57歳。
ご縁があって、また正社員になります。

約2年おきに、何かが大きく変わっていく50代。

なかなか安定した時間を過ごさせてもらえません。

それでも。

2021年は、退職してから、仕事が見つからず、
働けないことへの不安をとても感じた年でした。

働かないことでのお金の不安もありましたが、
働かない自分の存在意義がみつからなかったのです。

もう子育ても終わったし、一人暮らしだし
働かない自分は、なんのために生きてるのだろう。

そんな思いでいっぱいになっていました。

FIREという言葉がありますが
早期リタイアは憧れです。

日々、好きなようにおだやかに生きられるのは憧れです。

でも、自分にお金があって早期リタイアできたとしても
自分は日々、なにをして過ごすのか思いつかないのです(^-^;

65歳になるころには、
リタイアして年金生活したいと心に決めています。
老後は老後でのおだやかな生活を見つけたいものです。

でも今はまだまだ現役なんだな、って思います。
自分が働かないことはまだ考えられない。

結婚しても子供が生まれても仕事を続けてきたのです。
いま、仕事を辞める理由がみつかりません。

「人生暇つぶし」という言葉があります。
立川談志さんやホリエモンさんも云っていたと思います。

それを聞いたときは、あまり思うことはなかったのですが、

この間、ネットでこの言葉をみて
たしかに、いまの私にとって働くことは暇つぶしなんだなぁと思いました。

仕事がなかったら、
私はやることがなくて、暇で暇で困ってしまうと思うのです。

だから働けるのは幸せなんだと思います。
そして自分の力を発揮する場があるのも幸せなんだと思います。

私は職を失ってようやく
会社にいることもお給料もらうことも
当たり前じゃなかったことに気が付きました。

自分がたとえどれだけ素晴らしい能力をもっていたとしても
それを発揮させることができなければ、能力はないのと同じです。

発揮できる場を自分で用意できなければ、
会社に雇ってもらって、会社の望む仕事で自分の能力を活かすしかありません。

お給料もらいたいなら、
会社にある程度従うのも仕方のないことですよね。

これって、洗脳されているのか、昭和の考え方なのか、わかりませんが(^-^;

やはりやるからには多少不満があっても
精一杯仕事したいものです。

人によってなにで暇つぶしをするのかはいろいろでしょうが、

働かなくて生活できるのなら
暇をつぶせることががあるのなら
それが最善かもしれません。

それは羨ましい話だけど、私には無理なので、
可能な限り、嫌にならない限り、働かせてもらおうと思います。

50代はまだ数年残っているので、
またまた大きな決断がこないことを願うばかりです(^-^;

2022年、今年も皆様に支えられてきた１年でした。
本当にありがとうございました。
来年、どのような１年になるのかまったく見当もつきませんが、
精一杯頑張って生きていければと思います。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

藍玉