求人する側の理想。
今月、入社したその週に、
社内のメンバーの中から現場に採用する人を見極めるための
面接の場(Teams)に出席させられました。
同じ社員の立場で
新参者の私が面接する側になるなんて。
とりあえず、専門の知識がどれくらいあるかとその経験について聞きました。
面接される人たちは、新卒時代から今までの経験をひととおり話します。
採用側を初めて経験したけれど
求人って、
すでに具体的な仕事があって、
これをこうしてこうやってくれる人が欲しい
という具体的な役割もあって
それを見極めるための質問なわけで
だから、面接官がおかしな質問をしても
とりあえずは答えてあげたほうがいいよね。
それはきっと見極めるために必要なことだから聞かれているわけです。
求人してる側にはほんと具体的な理想があって
それに合致するかしないか、なだけで。
100%合致するのはそうそうないだろうから
どこで妥協できるか、
うまくやってくれるかどうか賭けてみることができるか、
そんな思いで相手を見ています。
それでも思ったよりもこれと思う人がなかなかいません。
リーダーは、自分や私のコピーが欲しい、なんて嘆いていました(^-^;
私が就活していたとき、
私のような年齢の人間は、即戦力を求められているなと感じてました。
入社後、お給料を払いながら社員を教育して
社員が育ったあかつきには頑張ってもらいたい、というのがあるけれど
それは若手の話であって
すぐに定年を迎えそうな人間を育てている時間はないんだ
そんなコストをかけている場合じゃないんだ
ということを思い知らされました。
今私がいる現場も即戦力が必要で、
残念ながら人を教育している暇が誰にもないほど忙しいのです。
私は今年57歳なので、そんな私が入社していいの?と思っていました。
ですが、面接する人たちは
4人中、3人が、私よりお歳が上でした(@_@;)
経験とかスキルとかが豊富な人が転職してくる会社なので
私の年齢、そんなに恐縮しなくてもいいみたい。
平均年齢37歳だとネットに書いてあったけど
やっぱり類は友を呼ぶとばかりに、同じお年頃の人が集まってくる。
いえ、別に私のところに集まってくるわけではないのですけどね。
でも、同年代の日本人に、なぜだか少しホッとします(´艸`*)
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