はやく60代になりたいと思う今日この頃。

「53歳からのセカンドライフ」あと2年で60歳。60歳になったらもう少し楽になるような気がしてます。

上乗せ分は、未来の貯金の先取り。

最近、お金の話ばかりでごめんなさい。
いろいろ考えてしまって頭から離れないのです。


書くことによって頭のなかを整理できる気がするので
興味がある方だけお付き合いくださいませ。
だいぶ長くなりましたが(^-^;



退職金の上乗せ分で
車のローンを完済をしました。
マンションの住宅ローンのうち、金利が高く少額なほうも完済しました。


フリーランスとしての新たな年収は、
前年収の 2割減となりました。



ふと、下のような計算をしてみました。


(退職後に減ってしまった新年収)×(60歳までの 5年)…①
(退職しなければもらえたはずの前年収)×(60歳までの 5年)…②


退職金の上乗せ分が
「②-①」とほぼ同じくらいの金額になることに気が付きました。
これは偶然なの?


そんなことを考えていて、ふと思いました。


この上乗せ分。
この先の定年までの 5年間の貯金を、先取りした分だと思えばいいのかも。



たとえば、
月々のお給料から先に引き落として積立預金にいれてしまうような感じ。
積立額を引き落とした後の残りの金額でその月生活をしていく。


   例)
   月額手取り:10万円
   積立貯金:2万円
   月額生活費:8万円


それと同じ感じで、
定年までの 5年間の総年収から先取りして貯金に回してしまった感じ。
貯金に回した後の残りの総年収で 5年間生活をしていく。


   例)
   予定年収100万円× 5年分:500万円 ※前年収 5年分
   5年分の貯金を先取り:100万円 ※退職金上乗せ分
   今後 5年間の生活費:400万円 ※現年収 5年分



そう考えてみたら、
上乗せ分からローンを返済するのは、そんなにおかしくないことかも。


貯金をするのは、老後の資金のためと、ローンの繰上返済のため。


上乗せ分を退職金とごっちゃにして老後の資金と考えてしまうから、
それを使ってローンを払うことに不安を感じてしまうのかも。


そして、私は
さらに、「今後 5年間の生活費」からも貯金に励むつもり。


コロナ禍の引きこもった生活でお金の使い方が激変して、
以前のような洋服代、化粧代、外食代が前に比べたらだいぶわずかになりました。
なので、それほどギチギチに節約しなくても、
以前から比べたらだいぶお金を使わない生活ができるようになっているんです。
これだけはコロナのおかげです。


コロナが落ち着いて、また通勤したり出かけることが増えればわかりませんが、
とりあえず減ってしまった年収でも貯金はできるのではないかと、考えています。


年収の 2割(上乗せ分)を貯金するなんて、普通なら無理な話。
それを有無を言わせず、引き去られてしまったのが今回の退職。


さらに貯金をして、毎年、前年収の 1割くらい貯金ができたら
60歳までの 5年間、年収の 3割貯金ができたことになります。




こういう皮算用、結構好きなんです(^-^;
妄想しながらあれやこれや考えて、それに向かって頑張ろうと思えるんです。


それに退職したことで、
人生マイナスになってしまったなんて考えたくない。


なにか少しでもプラスになったものを見つけて
結果的にあのとき退職して良かったのかもね、なんて笑って言えるようになりたい。


自分のなかで、理屈をこじつけてでも、
リストラされて可哀想な自分だとは思いたくないんです。


私、プライドが高いのだと思います。


でもそう思って踏ん張らないと、
ひとりでは心が折れてしまいそうなんです。




年収の 3割も貯金するなんて、普通なら絶対にありえません。


もしそれができたなら、
退職したことで
信じられないくらいの多くの貯金ができたことになります。


そうなったら、退職したことが、結果、
60歳までの私の人生にはプラスになったことにできるかもしれません。


お金の面でのプラス。(貯金額が予定以上に増えたこと)


そして終活の面でのプラス。(ローンの繰上返済が早めにできること)


マイナス面は、、、
まだわからないけど、
わかっていることは、社会保険じゃなくなったので、
厚生年金分が予定より減ってしまうことですね。




以前の記事でも書きましたが
今住んでいるマンションのローンを組むとき
持病のため、団信に入れませんでした。


だから死んでもローンはチャラになりません。


もし死んだ後にローンが残っていたら、
子供たちの負担になってしまうかもしれない。


仮にローンの残債を支払えるような現金を持っていたとしても
そういう手続きだけでも子供たちの負担になることは目に見えます。


死んだ後のいろいろな手続きの大変さは、
一昨年に亡くなった父のときに痛感しています。


なので、
死んでもチャラにならないローンは
生きているうちに早く完済しないといけない
と私は思っています。


いつ死んでもいいように
マンションのローンは早くゼロにしてしまいたい
という焦りの気持ちがいつも私のなかにあります。


もうひとつある、ファミリー住宅のペアローンは、団信にはいっています。
死んだらチャラになるし、あと 4年で完済できるので、
こちらは繰上返済する気はまったくありません。




同じころに同じように退職した家族持ちの男性同僚は
団信にはいっているので、やっぱり繰上返済はあまり考えていないそうです。
現金を減らす意味が感じられない、ということです。
ローンの支払用口座にとりあえず500万くらい放り込んだといってました。
さすが勤続30年の退職金をもらっただけのことはありますね(^-^;
それで月々ローンを支払ってる感はなくなったそうです。


知り合いのシングルの美容師の男性は、
団信にはいっていたものの、独り身なので、団信をやめてしまったそうです。
誰のための団信なのか、ということです。
死んでしまってローンが残っていても
親兄弟には相続放棄してもらえばそれで済むだろうということでした。
残す誰かがいなければそれでもいいのかもしれません。




人それぞれ、
立場にあった考え方がありますね。
そういう話をきいたうえで、それなら自分はどうする?といつも考えます。


立場が違っても、人様の考え方を聞かせてもらえるということは、
いつも気付きをあたえてもらっていると思います。
自分の老後を考え始めて準備ができるようになって
まだ2年しかたたない私にとってはとてもありがたいことです。


ここまでお付き合いくださってありがとうございます。
お読みいただいた皆様にも
私の個人的な話で、何か少しでもお役にたてることがあれば幸いです。